13日 PATRIOTエビスに散る
朝6時30に起きてしたくしてTVなどを見てくつろぐ。
7時30にみんなをたたきおこしてサーキットにはいる。

天気は曇り空・・・寒い。

めずらしく準備は9時前に終わる。

今回の参戦者は

PATRIOT 
AE101 GT-APEX NA RE540TypeR 15インチ
GT-Zの圧倒的パワーに立ち向かうため今回はまともにNA用のマフラーとエアクリーナーを投入して望む。

つっちー 
AE101 GT-Z SC RE540TypeR 15インチ
ほぼノーマルのGT-Zでパワーを活かした圧倒的な速さを誇る。事故率0%を誇る。

まるさん
AE101GT-Z SC F:NEOVA R:GRIDII 16インチ
死角無し!今回はタイヤとパッドに不安を抱えつつも圧倒的自信でつっちー、PATRIOT打倒を狙う。

前回ActivE&ShinyCrewで最速LAPをマークしたPATRIOT
それに対しつっちーの逆襲がはじまる。

PATRIOT機 つっちー機
まるさん機

第1ROUNDスタート。
2週ほどタイヤをあたためる。いきなり3コーナーでスピンしかけたが立て直す。
しかし92がシケインでクラッシュ・・・赤旗でピットインとなる・・・。
怪我はないようだが朝一番でのいきなりのクラッシュにドライバーの肩は落ちている。
「お疲れさまでした」・・・声をかけ見送る。今日は嫌な予感がする。

タイムは自己ベストから4秒以上落ち。まるさんはさらに2秒遅れ、つっちーはさらに2秒落ち。
タイヤをあたためていただけなので当たり前だが・・・。
まるさんは今回フロントにネオバを投入しその力に少し過信し始めていた。
「Sタイヤに全然ついていけるよ」
いきなりは危ないですよとシケインなどの危険性を語る。
それにタイムがタイムなのでついてこれてあたりまえなのだが・・・

オラもこんなふうに撮ってほしい・・・ 走行中の写真を上手く撮れる人はあまりいない

第2ROUND
つっちーがS字で落ちた?ような錯覚を覚えた。コース上に土が舞う。タイヤも暖まったころオラは軽くアタックを開始する。タイムは自己ベストの0.9秒落ち。まずまずだ。つっちーはさらにコンマ4秒落ち。そしてまるさんはつっちーの一秒落ち。
ピットに戻りつっちーに落ちた?と確認する。しかしなんと落ちたのはまるさんだった・・・。しかも落ちた後そのまま走っていたという・・・オラはその行動が信じられなかった・・・。
落ちたんですよね?・・・なにか漏れてるかもしれませんよ?・・・
まるさんの車を調べると・・・オイルが漏れている・・・。ブーツが切れた程度であればよいが・・・ブーツに亀裂は見つからない・・・エンジンオイル?・・・。原因がわからず危険なため走行を一旦中止し様子を見ることに。
最初の悲劇は訪れた(T^T)

ちなみにどこかにつっこんだ後、走れそうだからといってそのまま走行するのは絶対にやめましょう。オイルが漏れていたりしたら自分の車だけでなくその漏れたオイルを踏んだ人もスピンして事故るかもしれません。事故の可能性が高い状況の中でできる限り事故の可能性を減らす努力は必要だとおもいます。確実にスピンするのがわかっているのにスピンしやすいタイヤを履くとかいう人もねっ○○くんヾ(☆▽☆)。苦言でした。


第3ROUND
NA用のマフラーにしたのがよかったのかいつもよりトルクを感じる。感覚を取り戻しつつアタック。タイムは自己ベストコンマ5秒落ち。つっちーはさらにコンマ2秒落ち。今日は乗れている。まだまだ余裕がある。いける。
今回車の様子見で待機しているまるさんに走行している車の写真の取り方を教えて後期にしてから初めて走行中の写真を撮ってもらった。走行中の写真をうまくとれる人がなかなかいなかったので後期はいままでに一枚もないのだ。さすがまるさん!何枚か失敗した中にきらりと光る写真が!。
まるさんに撮ってもらえたv( ̄∇ ̄)v


第4ROUND
「まるさん今度はシケインから迫ってくる写真をとってくださいヾ(☆▽☆) 。シケインのところにカメラを向けておいてオラがきたら普通に撮ってくれればいいですよ。」・・・オラは事故るのを知っていたのだろうか・・・。
タイヤがまだ暖かい。車に乗り込むと携帯にメールが届く。このメールを見ないと・・・なにか嫌な予感がする。まぁいいや走り終わってから見よう。

ピットアウトしタイヤを温める。ゆっくりとコースを一周・・・ヘアピンでタイヤの食い付きを確認する・・・少しはやいがアタックを開始する。いつものようにフルスロットルでシケインにはいる。縁石をつかってジャンプ・・・着地と同時にアクセル全開で・・・スピン・・・タイヤは食いつかなかった・・・あかん・・・壁が迫る・・・フルブレーキングに切り替える・・・

・・・

タイヤバリヤに左舷から激突
ものすごい衝撃でオラの体も助手席側まで吹っ飛んだ・・・なんやねんこの4点ベルト(−−;
オラに言われたとおりに
カメラを構えていてくれたまるさんが
決定的瞬間を激写・・・(;>_<;)

赤旗

ね?シケインって危険でしょ?まるさん(T^T)身をもって証明してしまった・・・(;>_<;) アホ

体は動く。車を降りるとピットロードからまるさんが大丈夫?ときいてくる。とりあえず体は大丈夫そうだ。
エンジンもかかる。

自走してピットに戻る。ステアリングがとられるがなんとか走れる。

左舷大破。
ライトのステーは全壊。コードもいくつかブチ切れている。ボンネットも開かない。フロント、リヤバンパーともに右舷側に押し出されるような形で曲がっている。給油口のあたりはベッコリとへこんでいる。タイヤは思いっきりネガキャン、トーインの状態になっていたがボンネットを無理矢理開けるとピロアッパーのキャンバー調整が思いっきりネガティブになってる。とりあえずピロをニュートラルにもどす。それでもトーインのまま。へこんだフェンダーを鉄パイプを入れて戻しタイヤが当たらないようにする。ライト類を一旦はずす。フレームも曲がっていて今度はボンネットがしまらない(T^T)。無理矢理押し込んでようやくしまる。リヤもハンマーで叩き出そうとしたがまったく動じない(T^T)

そんなにひどくはないのだが・・・ ライトはいつでも取り外し可能に・・・
オーバーフェンダーが必要に・・・ 給油できるのだろうか・・・


試しに一週走ってみた。
ステアリングを左に半分切った状態でまっすぐ走る。最高速度は100キロくらいまでなら問題なさそうだ。もちろん200キロはなれた自宅に帰るまでもつだろうというだけの話だ。

2台が走行不能に 応急処置を終えたPATRIOT機

来週車検の予定だったが修理するよりも買い換えた方がトータルで安く済みそうな気がした。

走行前のメールの内容はオラにとって危険な日を知らせる物だった。

まるさんはオイルの漏れが止まったので走ると言い出す。
しかしオラはどこから漏れているかわからないのを理由に反対。
もしエンジンからもれているなら焼け付く可能性もある。
そしてまるさんは走行を断念。

昨日アイスの賭で勝った2人はPATRIOTの予言通り事故でリタイヤとなる(;>_<;)

その日つっちーは順調にタイムを更新しあっという間にPATRIOTのタイムを抜きさる。
つっちーの逆襲はわずか一ヶ月で成し遂げられた。おそるべきツッチー。

1位つっちー 基準タイム
2位PATRIOT ツッチーのコンマ206秒落ち
3位まるさん ツッチーの2秒5落ち

「おまえGT-Zを買えよ。そうしたら一気にすごいタイムがでるぞ」
つっちーの慰めである。でもつっちー・・・オラがGT-Zに乗ったらつっちーオラに勝てないよ?(;_;)
失意のなかにも負けず嫌いなPATRIOTであったヾ(☆▽☆)

皆無事にその日の内に自宅に生還。
しかしまるさんのマシンに信じられない事態が!( ̄□ ̄;)!!

漏れているのはエンジンオイルとほぼ判明・・・はしらなくて良かったね(−−;

5月の肌寒いサーキットでの出来事でした。

エビスサーキットの方々、走行していた方々、いろいろご迷惑をおかけしました。m(_ _)m
心配をおかけしたチームの方々申し訳有りませんでしたm(_ _)m

その日はじちゃんからステッカーが届いたが
もはや貼る車がなくなろうとは・・・